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公共事業

FRPシップ工法


本技術は照明柱等の腐食鋼管の中空部を高強度繊維シートとモルタルで補修・補強する工法技術であり、従来は鋼管柱(照明灯ポール等)の建替で対応していました。本技術の活用により建替が不要となり経済性・品質・施工性の向上、工程短縮、地球環境への影響抑制が期待できます。
技術名称 鋼管インナー補強工法
NETIS登録番号 KK-210063-A

本工法のメリット

1. 現状のままで地際をスポット補修するので高所作業や重機使用のない安全作業
2. 作業時間は2時間程度と短時間
3. 既設設備の撤去がなく、廃棄物処理や輸送が軽減されて環境に優しい
4. 建替え工事と比べ、経済的な施工が可能 (一日3本修理した場合、建替えた場合の30%程度のコスト)
 

内径15㎝程度の標準的な場合、鋼管柱の構造や施工環境等、お客様のご要望に応じて補強材料や施工方法を検討させていただきますのでご相談ください。鋼管柱の内部状況によっては施工できない場合もあります。

作業内容及び所要時間

作業内容
所要時間
備考
① 開口蓋の取り外し
10分
・蓋パッキンの損傷確認
② 鋼管柱内壁面の確認
10分
・内部の腐食状態を記録
③ 中空内壁面の錆を除去
10分
・ドリルに円形ブラシを取付て施工
④ 補強シートに接着剤を含浸
10分
・接着剤の使用量は1.2kg/本
⑤ 補強シートの挿入
10分
・補強シートの天場確認
⑥ 補強シートの貼付け
10分
・膨張圧は0.02Mpa
⑦ インナーチューブの回収
10分
・貼付け後、1時間以内で回収
⑧ 補強範囲下部の砂投入
10分
・砂天場の確認
⑨ モルタルの充填
20分
・標準配合で1本当たり約0.9袋使用。
⑩ 防錆処置及び復旧
20分
・外周面の錆除去及び塗装
合計
120分
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